日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

05/28/2013 06:05 PM

 独高級自動車大手アウディのインド法人アウディ・インディアは年内にも車両のリース事業を始める。

 主に上位中間層のサラリーマンをターゲットに、手軽に同社の車に乗車できる機会を提供することで販売台数の上積みを目指す。アウディ・インディアの客層にサラリーマンが占める割合は現在、5-10%程度だが、5年後には20-30%に引き上げる計画。

 同サービスの利用者はまず、アウディの車を3年間にわたりリースする。この間、月払いで販売価格のおよそ半分に当たる金額をリース料金としてアウディ側に支払う。3年が経過した時点で車を返却するか、その後も月々の分割払いを続け購入するかのいずれかを選択する。気に入らない場合は返還できる選択肢を提供することで試乗を促し、販売の拡大につなげる考えだ。

 こうしたビジネスモデルは先進国ではすでに普及しており、米国では高級車の購入者の40%がこの方式を選択している。

 インドではBMWとメルセデス・ベンツが導入済み。アウディも複数の海外市場では採用しているが、インドではこれまで実施していなかった。

 アウディ・インディアの新たな取り組みについて、ある格付会社の幹部は「短期的には販売台数が増加する可能性がある」との見方を示す一方、「顧客に支払い能力が無い場合の対応や、車が返還された後の在庫管理など課題も多い」と指摘している。

 アウディ・インディアの2012年度の販売台数は前年度比63%増の9,350台だった。今年度は約16%増となる1万800台を見込んでいる。

5/26/2013


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