日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

05/28/2013 06:04 PM

 コンパクトデジカメの需要が大きく落ち込んでいるのとは対照的に、スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ )人気が急上昇している。

 インド合同商工会議所(ASSOCHAM)の調査によると、消費者の92%がコンパクトデジカメよりもスマホを購入したいと考えているという。ASSOCHAMは「写真と動画の撮影の両方でスマホを使用することが『新たな標準』になりつつある」と分析している。 
 
 ASSOCHAMによると、この1年間でスマホの売上高は150%と大幅に増えた一方、コンパクトデジカメは大幅な値引き販売を実施したにもかかわらず、20-25%減と大きく落ち込んだ。中でも過去5年間にわたりデジカメ市場で85%以上のシェアを占めていた販売価格1万ルピー以下の低価格モデルが最も大きな影響を受けた。

 ASSOCHAMはスマホが急速に普及している要因として、「多くのメーカーが比較的低価格なスマホを発売。購入方法に関しても多様な選択肢を提供する販売戦略が消費者に受けた」と指摘。また「コンパクトデジカメと比べてはるかに簡単に写真・動画を撮影したりほかのユーザーと共有できる」点も人気の理由として挙げている。

 これまでインドのコンパクトデジカメ市場をけん引してきたソニー、ニコン、キヤノンの日本勢は現在、引き続き大幅な値引き販売や広告宣伝の強化、販売網の拡大など巻き返しに向けた取り組みを強化している。だが、ASSOCHAMは今年上期(1-6月)のコンパクトデジカメの販売台数について、前年同期比50%減と予想。「需要の減少は今後も続く」(DS・ラワト事務局長)と厳しい見方を示している。

5/26/2013


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