日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

05/27/2013 06:31 PM

 中国の家電大手、海爾集団(ハイアール・グループ)のインド法人ハイアール・インディアは国内でのブランドイメージの向上に乗り出す。

  広告宣伝に力を入れるとともに販売網を拡充。「中間層向けのブランド」としてのイメージを確立し、14年3月期は前期比25%増となる160億ルピーの売上高を目指す。

 ハイアールがインドに進出したのは2004年。以来10年近くが経過したが、今でも消費者の間で「価格が安いだけのブランド」というイメージをぬぐい去ることができず、日本や韓国のメーカーに苦戦を強いられている。「低価格ブランド」からの脱却に向け、今年は広告宣伝費を前年の6億5,000万ルピーから30%多い8億5,000万ルピーに増額する。 

 一方で商品の価格は、テレビや冷蔵庫、洗濯機などの商品で最も高価格帯のモデルでもサムスンやLGなど、インド市場で大きなシェアを握る韓国メーカーのハイエンドモデルを5%以上下回る水準に設定する。価格を低めに抑えることで消費者への訴求力を高め、競合に対抗する戦略に出る。 

 販売網についてはスーパーなど同社の商品を扱う大型小売店の数を6,000店増やす。このほか、ショールームを14年までに現在の170カ所から新たに100カ所以上に新設し、275カ所体制とする。

 ハイアールは現在、冷蔵庫をランジャンガオン工場(マハラシュトラ州プネ)で製造。テレビやエアコン、洗濯機に関しては中国とタイ、イタリアにある工場から輸入している。このうち、エアコンについては今後のインド市場での販売実績次第で国内に製造工場を設けることを検討する。

 同社の売上高に占める各商品ごとの比率を見ると、冷蔵庫が35%で最大の稼ぎ頭となっている。次いで、エアコンが14%、洗濯機が10%で続いている。だが、インド市場でのシェアは冷蔵庫が8%、洗濯機とテレビがともに4%といずれも低い水準にとどまっている。

5/22/2013


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