日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

05/21/2013 08:22 PM

 「インドの自動車市場は小型車が圧倒的に高い人気を誇る」というのがこれまでの「業界の定説」だった。ところがこのところ、この定説が揺らいでいる。

 過去1年の間、マルチ・スズキの「アルト」や「ワゴンR」、韓国ヒュンダイの「イオン」「i10」、米ゼネラル・モーターズ(GM)のインド法人GMインディアが販売する「シボレー・ビート」など小型車の販売台数が軒並み減少している。

  これに代わって人気を集めているのが、マルチの「スイフト」や「リッツ」、 ヒュンダイの「i20」といった高級ハッチバック、ホンダが先月インドでの販売を開始した「アメイズ」、マルチの「スイフト・ディザイア」、GM「シボレー・セイル」などの小型セダンだ。

 市場で起きている異変の背景には、初めて車を購入する層が選ぶ車種が変化しているという事情がある。

 コタック・マヒンドラ銀行のスミト・バリ上級副社長は「これまでインド人が初めて車を買う場合、エントリーレベルの小型車を購入するのが『お決まりのパターン』だったが、今では初めから小型セダンを選ぶ人が増えている」と話す。

 現状を受け、各メーカーとも小型車の販売減少を食い止めようと価格を下げて販売。車種や発売時期にもよるが、値下げ幅は2万-10万ルピーに上る。GMインディアのビカス・ジャイン販売担当取締役は「各社が実施する

  値引き販売は、小型車の苦戦ぶりを物語っている」と話している。

5/17/2013


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