日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

05/21/2013 08:19 PM

 消費者が購入する商品を選ぶ際に重視する「価値」が品目ごとに大きく異なることが、地場の広告代理店リディフュージョンY&R(マハラシュトラ州ムンバイ)が実施した調査で分かった。

 同社は5,000人の消費者を対象に、「パーソナルケア製品」「家電製品」「スナック菓子」「家庭用掃除製品」「自動車」の5種類の製品、計1,300のブランドについて、購入する際に重視する項目について聞いた。

 パーソナルケア製品では、「商品説明の正確さ」「信頼性」を挙げた意見が多かった。同業界では消費者の注目を集めるため、派手な広告宣伝を展開する企業が多い。調査結果からは、ユーザーの間で企業に対し商品に関する誠実かつ丁寧な説明を求める傾向が高まっている実態が浮かび上がった。このほか「親しみやすさ」「オリジナル性の高さ」などを重視するという意見も多かった。

 家電製品では、「環境への負担の少ない商品を開発・製造していること」とした回答が目立った。環境保護に向けた気運が世界的に高まっていることを反映したものとみられる。このほか「夢のある製品作りを実践している」ことを挙げた意見も多くの回答者が挙げた。

 スナック菓子では、「友人・知人たちと集まってパーティーを開く際に購入するのに適していること」と並び、「健康に良いこと」を挙げた回答が多かった。経済成長による所得の増加に伴い健康意識が高まっていることが影響したもよう。

 家庭用掃除用品では、商品を購入する際にイメージやデザインよりも「どれだけ汚れがよく落ちるか」を念頭において選ぶ「品質・信頼性重視派」が最も多かった。
 
 自動車では「性能」や「知名度の高さ」「その車に乗ることがステータスとなるかどうか」を考慮して選ぶとした回答が目立った。

 調査結果についてリディフュージョンでは「インドの消費者は『価格が安く品質が良いものを好む』という固定観念があったが、今回の調査で事実は大きく異なることが示された格好」と分析している。 

5/20/2013


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