日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

05/09/2013 08:05 PM

 首都デリーを走る都市高速鉄道(デリー・メトロ)を運営するデリー・メトロ鉄道公社(DMRC)は、酒に酔った客による同メトロの利用を禁止する。

 酔っ払いを排除することでほかの乗客の安全を確保するのが狙いで、近日中に開始する予定。

 昨年12月に走行中のバスの車内で女性が複数の男から性的暴行を受け、その後死亡する事件がデリーで発生して以来、DMRCとデリー・メトロの警備を担当する武装警官組織「中央産業治安部隊(CISF)」は市民が安心して利用できる仕組みづくりに取り組んできた。アルコールを摂取した客の利用を禁止することでさらなる安全性の向上を目指す。

 CISFの隊員にアルコール検知器を持たせ、各駅の入り口で利用客が酒に酔っていないかチェックする。アルコールが検出された場合、その乗客の駅構内への立ち入りを拒否する。泥酔している客については地元デリーの警察に引き渡すことも検討している。

 DMRCとCISFは先ごろ、同メトロで最も利用客が多い駅の1つであるデリー中心部の「ラジブ・チョーク駅」でアルコール検知器の実証実験を実施。DMRCの幹部によると、高い確率で酒に酔った客を識別するのに成功したという。

 CISF幹部は「中にはアルコールのにおいがするのは『病気の治療を受けているため』と言い訳をする者もいた」と語る。

 CISFでは同メトロ全体で計130台のアルコール検知器が必要と判断。DMRCに十分な数の検知器の調達を要請している。

5/7/2013 


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