日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

05/09/2013 08:05 PM

 インドのバーゲン戦線に変化が起きている。

 米調査会社ニールセンのインド法人ニールセン・インディアの調査によるもの。それによると、昨年の共和国記念日(1月26日)と独立記念日(8月15日)に当たる週に小売各社が実施したバーゲンの売上高が、秋の祭事シーズンで最も大きなお祭りの1つである「ディワリ」(時期は暦により10月末-11月初旬)期間に開催されるバーゲンの売上高をそれぞれ9%、6%上回った。

 前年と比べた伸び率でもディワリバーゲンの29.8%増に対し、共和国記念日バーゲンは57.7%増と倍近い値を示した。

 主要都市別の両バーゲンの販売増加率を比較すると、デリーおよびその周辺地域でディワリバーゲンの販売が33.8%増えたのに対し、共和国記念日は84.5%増と2.5倍の大差がついた。マハラシュトラ州ムンバイでもディワリバーゲンの24.9%増に対し、共和国記念日は47.4%増と2倍近い開きがあった。

 さらに、同州プネでは25.6%増と70.7%増、アンドラプラデシュ州ハイデラバードでも10.5%増と46.6%増といった具合に、共和国記念日バーゲンの販売伸び率の高さが目立つ結果となった。カルナタカ州バンガロールでは、ディワリバーゲンの販売増加率45.6%増に対し、共和国記念日バーゲンが34.5%増と、ディワリを下回ったものの、差は10ポイント程度にとどまっている。

 一方で、「インドを代表するバーゲンシーズン」としてのディワリの地位が今後揺らぐ可能性について、ニールセン・インディアのアドリアン・テロン常務取締役は「伝統的なお祭りとショッピングという組み合わせはインド人の生活に深く浸透している」として否定的な見解を表明。スーパーチェーン「ハイパー・シティ」のマーク・アシュマン最高経営責任者(CEO)も「お祭りを祝い互いにプレゼントを贈りあう習慣が無くならない限り、ディワリバーゲンの売上高は今後も伸び続ける」と楽観的な見通しを示している。

5/8/2013


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