日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

04/24/2013 07:08 PM

 自動車国内最大手のマルチ・スズキが全国で運営する運転教習所「マルチ・ドライビング・スクール(MDS)」に社員を派遣する企業がこのところ、目立って増えている。

 自動車やバイク、スクーターなどで通勤する従業員や営業社員の運転技術の向上に加え、交通規則や事故が起きた際の対処の仕方などを学ばせるのが目的だ。

 マルチは現在、全国152都市で285校のMDSを展開する。2年ほど前から企業の社員の受け入れを始めたが、参加企業はこの約1年間で急激に増えている。

 過去10カ月間にMDSで運転講習を受けた企業の社員は合計2万5,000人。英石油ガス大手ケアン・エナジーのインド法人ケアン・インディアやコングロマリットのリライアンス・インダストリーズ(RIL)、通信大手ボーダフォン、IT(情報技術)サービス大手マヒンドラ・サティヤム、米製薬大手イーライ・リリーのインド法人、さらにマルチと競合するタタ・モーターズやヤマハ発動機のインド法人ヤマハ・モーターズ・インディア(YMI)などの大手企業に加え、ハリヤナ州グルガオンの警察やラジャスタン州道路交通公社など行政機関からの派遣も目に付く。 

 イーライ・リリーのインド法人は「当社の営業社員は1日のうち少なくとも6時間は外回りをしている。事故を防ぐ運転技術を習得させることは重要」と話す。同社からは昨年、約250人がMDSで講習を受けた。今年は約300人の派遣を予定している。講習を受けるのにかかる費用は全額会社が負担する。すでに車や二輪車の免許を保有する新入社員については、新人教育の一環として派遣する方針だ。

 マルチは地方の中核都市を中心に年内にさらに150-200カ所でMDSを開設する計画を立てている。

4/22/2013


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