日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

04/15/2013 05:35 PM

 インドの主婦の間で、これまで主流だった粉末タイプと異なるペースト調味料の人気が高まっている。

 現在の売上高は5億5,000万-7億ルピーと市場規模まだ小さいものの、前年比30%増のペースで成長を続けている。種類別で人気が高いのはニンニクやジンジャーを原材料にした商品だ。

 インドでペースト調味料の老舗企業といえば、ダーバルとキャピタル・フーズの2社の名が上がる。両社が初めて商品を発売したのは今から17年前の1996年にさかのぼるが、需要が目立って増え始めたのはここ4年ほど。現在は、マザーズ・レシピやニロンズ・フーズなど新たに市場に参入する企業も増えている。

 96年にペースト調味料のブランド「ホムメイド(Hommade)」を設立したダーバルで、同ブランドの事業を統括するニティン・ジャイン氏は「発売から17年が経った今でもペースト調味料の良さを消費者に訴えるのに力を注ぐ毎日」と表明。「国内市場における先駆けとして、ペースト調味料を一大産業に育てることは当社の使命と考えている」と語る。

 販売増加に向け、同社は現在、主婦を対象にホムメイドを使った自作料理のコンテストを開催中。優勝者には副賞としてニューヨーク旅行が進呈される。ジャイン氏は「消費者の注目を集めることでペースト調味料がさらにインド社会に広がってほしい」と話す。

 最近では主婦に加え、仕事を持つ女性の間でもホムメイドの人気が高まっており、現在、時間の無い人でも短時間で利用できる新商品の開発を検討中だ。

 ダーバルとともにこれまで国内市場をけん引、ペースト調味料のブランド「スミス&ジョーンズ」を展開するキャピタル・フーズは新ブランド「ラジ」を立ち上げた。価格はスミス&ジョーンズより低めに設定しており、「中間層の需要掘り起しを目指す戦略」(アジャイ・グプタ社長)だ。

4/11/2013


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