日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

04/13/2013 09:21 PM

 カルナタカ州バンガロールの商業地で、国内外の大手小売店や有名ブランドが運営する店舗の閉鎖が相次いでいる。

 景気悪化の影響で売り上げが落ち込んでいることが主因だが、より条件の良い大型商業施設への店舗を移転するケースも目立っている。

 ブリッジ・ロード、MGロード、ラベル・ロード、リッチモンド・ロード、インディナガールなどの繁華街にはこれまで多くの有名ブランドが店舗を開業。バンガロールを代表する商業地として多くの買い物客を引き付けてきた。

 だがこのところ、多くの企業が店舗を閉鎖し、これまでの状況に変化が見え始めている。英靴販売チェーンのペイバーズ・イングランドや大手小売店リライアンス・トレンズ、米ファストフード大手ケンタッキーフライドチキン(KFC)、家電量販店のEゾーン、米リーバイスなどが相次いで自社の店舗を畳んだ。

 最大の原因は景気の低迷による売上高の減少だ。2012年度の国内小売売上高は前年度比で1桁の伸びにとどまり、2年前の15%増から大幅に鈍化した。

 リッチモンド・ロードにあった店舗を閉店したマドゥラ・ファッション&ライフスタイルのアシシュ・ディクシト最高経営責任者(CEO)は「消費は冷え込んだままで、2014年度中ごろまで回復は期待できない」と悲観的な見通しを示す。

 その一方で、大型商業施設に店舗を移転するため、従来の商業地から撤退するケースも増えている。大型商業施設には多くの来店客が足を運ぶため、独立した店舗を上回る収益を期待できるほか、空調設備や駐車場などを自前で用意する必要がないことから、店舗設置にかかる経費を圧縮できるメリットがあることが主な理由。

 提携する米国の文房具・オフィス用品チェーン「オフィス・デポ」の店舗をバンガロールで4店展開していたリライアンス・リテールはこれまでにすべて閉鎖。ビジョウ・クリエン日用品担当社長は「駐車場を確保するのは大きな困難を伴った」と振り返る。

 フランスの美容院チェーン、ジャン・クロードは不動産コストを抑制するため、今後はこれまでより小型の店舗の出店を計画するなど、新たな動きも出始めている。

4/11/2013


この記事へのトラックバックURL:

http://indonews.jp/mt/mt-tb.cgi/23293

トラックバック一覧(0)