日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

04/11/2013 06:45 PM

 ヤマハ発動機は、インドで世界最安値のバイクの開発に取り組んでいる。

 1日に稼動した二輪車の研究開発業務を担う新会社「ヤマハ・モーターR&Dインディア(YMRI)」の小林利和社長が報道陣に対して9日、明らかにした。インドの昨年の二輪車販売台数は1,400万台を記録し、中国を抜いて世界最大の市場に成長した。今年はさらに1,600万台にまで増えると見込まれており、ヤマハは低価格バイクの開発を通じて拡大する需要の取り込みを目指す。

 小林氏によると、世界最安値バイクの価格は500米ドル程度で、エンジンの排気量は100cc以上になる見通し。発売時期については明言を避けた。

 完成後はまずインド国内で発売し、順次アフリカや南米など新興・途上国への輸出を開始する計画を立てている。

 同社はインドを世界市場における低価格バイクの開発拠点として位置付ける方針。同機種を発売した後は、インド市場に特化したバイクも開発する計画。その後は世界市場向けのモデルも手がける予定だ。 

 2月にウッタルプラデシュ州スラジプールに設立したYMRIは1日に業務を開始。昨年設置した調達業務を担う「インド調達センター」の機能も統合した。ヤマハが海外に持つ研究開発拠点としては、イタリア、台湾、中国、タイに次いで5番目となる。 

 ヤマハはインド事業の強化に向けた取り組みの一環として、タミルナド州チェンナイ近郊バラムバダガルにある工業団地内に新工場を建設する計画を進めている。稼動は14年の予定。また、15年をめどに同工場の敷地内に国内2カ所目となる研究開発拠点を設置する構想もある。

 スクーター事業では新車種を16年まで毎年、国内市場に投入することを計画している。

4/10/2013


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