日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

04/09/2013 09:40 PM

 ホンダは、インドでエントリータイプの低価格小型車事業を強化する。

 現段階では新興国向けハッチバック「ブリオ」を下回る価格の車種を新たに開発する案が有力となっている。同セグメントで先行するマルチ・スズキの「アルト」やヒュンダイの「イオン」などに対抗するのが狙い。

 ホンダのインド法人ホンダ・カーズ・インディア(HCI)の金山裕則社長兼最高経営責任者(CEO)はインドの自動車市場について「小型車市場は安定した成長を続けている。需要の伸びはまだまだ続く」との認識を表明。そのうえで「現在新車種の開発に向けた詰めの協議を社内で行っている段階」と語った。 

 市場開拓に向けた課題としては「インドにふさわしいエンジンの確保」を挙げ、「正式にはまだ何も決まっていない」と前置きしつつ、「新たなエンジンを開発する可能性が最も高い」と述べた。

 日本で販売する軽自動車をインドに投入する選択肢については「日本とインドの消費者では自動車に対する嗜好が大きく異なる。日本で販売している軽自動車をそのままインドで発売してもインドの消費者のニーズには応えられない」と述べ、否定的な見解を示した。

 同セグメントでは現在、マルチとヒュンダイ、タタ・モーターズの3社が互いに激しく競っている。マルチの「アルト」の月間販売台数は平均2万台、ヒュンダイの「イオン」は8,000-9,000台の売れ行きを示している。 

 ホンダはこれまで販売価格を抑えることが課題となっていたが、部品の現地調達率を高めたり、インドでの研究開発業務を強化するなどの取り組みが功を奏し、現在は競合メーカーとの価格差は解消されつつある。

4/8/2013


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