日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

04/02/2013 08:26 PM

 薬草を原料とする医薬品を製造販売するヒマラヤ・アーバル・ヘルスケアが順調に業績を伸ばしている。

 2012年の売上高は2億2,000万米ドルに達し、この5年間で4倍に拡大した。向こう4年間で現在の約5倍に当たる10億米ドルを目指す方針だ。

 同社は薬草を原料とする医薬品を製造するメーカーとしては国内最大手。乳児用の薬から男女それぞれに特有の病気を治療するための医薬品、栄養サプリメントなど幅広い製品を手がける。製造量は1日800万錠、容器換算で1万本に上る。国内だけにとどまらず、現在、世界80カ国で事業を展開しており、海外進出も積極的に推し進めている。

 ヒマラヤの最大の特徴は「アーユルベーダ」と呼ばれるインドの伝統医学と最新のテクノロジーを組み合わせた事業戦略。カルナタカ州バンガロールに構える研究開発拠点では250人の研究者が新たな効用をもたらす薬草の組み合わせを発見するため日夜、研究に取り組んでいる。

 同社の製品の製法は大手メーカーが販売する医薬品と大きく異なるが、フェリペ・ハイドン社長は自社が「大手を補完する存在」とみられることに拒否感を示す。「当社は英グラクソ・スミスクラインや英アストラゼネカをライバルととらえている」とフィリペ氏。理由として「当社も大手同様、糖尿病や肝炎治療薬を製造販売しており、同じフィールドで勝負している」と説明する。消費者に対しては「ヒマラヤをニッチ市場向けの特異なメーカーとしてでなく、大手と対等な医薬品メーカーをとして認知してほい」と訴えている。

3/31/2013


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