日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

04/04/2013 06:25 PM

 自動車大手の2012年度(4-2月)のメーカー別シェアが出そろった。

 国内最大手のマルチ・スズキの同期の販売シェアは11年度の42.4%から2.4ポイント増の44.8%となり、4年ぶりに拡大した。昨年4月に発売したミニバン「エルティガ」の販売が好調で、全体の伸びを引っ張った。市場全体の販売台数が前年度比4.6%減と低迷する中、マルチの販売台数は同5.5%の伸びを記録した。

 業界関係者からは「7月にマネサール工場(ハリヤナ州)で起きた暴動が無ければ、さらに1ポイントは伸びた」と指摘する声が上がっている。 

 韓国ヒュンダイのインド法人ヒュンダイ・モーター・インディア(HMI)は 19.2%から20.4%と小幅ではあるが、前年度からシェアを伸ばした。

 3位のタタ・モーターズは2月に70%減と大幅に落ち込んだことなどが影響し、12.8%から9.7%へ3.1ポイント低下した。

 上位3社以外のメーカーも、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)が4.5%が3.7%、米フォード・モーターのインド法人フォード・インディアが4.5%から4.1%、米ゼネラル・モーターズ(GM)のインド法人GMインディアが4.3%から3.5%、独フォルクスワーゲンのインド法人フォルクスワーゲン・インディアが3.9%から3.4%にそれぞれシェアを落とした。

 一方、ホンダのインド法人ホンダ・カーズ・インディア(HCI)は3.7%のシェアを獲得し、11年度から1ポイント伸びた。

 IHSオートモーティブのインド法人IHSオートモーティブ・インディアのディーペシュ・ラトレ社長は多くのメーカーがシェアを落とす中、マルチやヒュンダイが前年度の実績を上回ったことについて「景気する低迷すると、消費者は信頼度の高いブランドを選ぶ傾向がある」と指摘。「両社ともこれまでインド市場で確かな実績があるほか、ラインアップも豊富。広範な販売網を構築している点などがユーザーに安心感を持って迎えられたのではないか」との見方を示している。

4/3/2013


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