日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

04/24/2013 07:06 PM

 米検索大手グーグルのシンガポール拠点グーグル・アジア・パシフィックのカリム・テムサマニ社長はこのほど、現地で報道陣の取材に応じ、「インドの中小企業はインターネットの活用を強化する必要がある」との認識を示した。

 同氏はネットについて「広告費に制約がある中小企業にとり最も低いコストで多くの消費者に効果的に自社の商品やサービスをアピールできる媒体」との見方を示した。

 一方で「インドでは中小企業約4,000万社のうちインターネットを活用しているのは50万社程度にとどまる」とし、「顧客基盤や利益を拡大するため、より積極的にネットを活用すべき」と強調した。

 米コンサルティング大手マッキンゼーのレポートによると、インドの中小企業のインターネット普及率は11年の時点で10%と低い水準にとどまっている。

 テムサマニ氏はインドの中小企業のネット活用が進んでいない要因として「IT(情報技術)関連インフラ整備の遅れ」を指摘。また「文化の多様性に富むインドでは国内で多くの言語が使用されており、中小が各言語に対応するのが困難であることもネットの活用を妨げている」と述べ、「いずれも解決すべき大きな課題」であるとの認識を示した。

 テムサマニ氏によると、インドの中小企業20万社がこれまでにグーグルのクリック課金広告サービス「グーグル・アドワーズ」を通じてネット広告を出したという。

 インド政府の統計によると、国内製造業の生産額の約45%、輸出額の40%を中小・零細企業が占めている。また、マッキンゼーのレポートでは、中小企業はインドの国内総生産(GDP)の25%、労働人口の約60%を担っていることが明らかになっている。

4/22/2013


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