日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

03/27/2013 06:03 PM

 大手携帯サービス会社が売上高の増加に向け、女性を活用する取り組みを進めている。

 インドでは携帯電話の普及がほぼ一巡し、今後市場の大幅な拡大は見込めない状態。各社とも女性の力を取り入れることでさらなる成長を目指す。

 英ボーダフォンのインド法人ボーダフォン・インディアは農村部で女性が経営する販売店の設置を進めている。これまでお茶や果物、野菜などほかの商品の販売に従事してきた女性を対象に研修を実施。販売店の運営に必要なノウハウを提供して、経営者に育成している。

 ハリヤナ州マヘンドラガール地区の農村部では最初の月の売上高が10万ルピーを突破。それまでの10倍に急拡大する目覚しい効果を上げている。

 同社の契約者数1億4,900万人のうち半数以上が農村部に居住しており、同社では今後、女性による販売店を全国に設置する計画だ。 

 エアセルは小規模販売店の経営者の妻を表彰するという一風変わった制度を導入している。販売成績優秀者のうち上位6人の妻に韓国ヒュンダイ自動車の小型車「サントロ」を贈呈するほか、そのほか数名の成績優秀者の妻にはクリケット・インディアン・プレミア・リーグ(IPL)のチェンナイ・スーパー・キングスでキャプテンを務めるマヘンドラ・ドニ選手に会える権利を提供している。

 エアセルの広報担当者によると、この取り組みにより同社のラジャスタン州での売上高に小規模販売店が占める割合は2年前の20%から今では50%に達しているという。

 複数の携帯会社のサービスを取り扱っている店舗では表彰目当ての妻が夫に対し、来店客にエアセルの提供する携帯サービスへの加入を勧めるよう促していることが要因になっているものとみられる。

3/26/2013


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