日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

03/26/2013 09:26 PM

 炭酸飲料の売り上げが伸びる夏を迎え、コカ・コーラとペプシコの米大手飲料メーカー2社が利益率の上昇に向けた新たな戦略を進めている。

 販売価格の引き上げと、従来にはなかった新しいサイズの商品の投入が柱だ。

 コカ・コーラはこの1カ月の間に一部商品の小売価格を3-7%値上げした。人気商品の「ダイエット・コーク」は半年前からそれまでの22ルピーから25ルピーに引き上げている。競合するペプシコも同様に、この3カ月の間に販売価格の値上げを実施した。

 ペプシコの広報担当者は「販売価格は原材料価格やインフレ、現在の販売状況などさまざまな要因を加味して決定している。今回も複数の要因を考慮した結果、値上げに踏み切る方針を決めた」と説明している。

 コカ・コーラはまた、広範囲にわたる消費者層のニーズに対応するため、これまでになかった複数の新サイズの商品の投入を始めた。価格も低めに設定し、顧客への訴求力を高め、ペプシコに対抗する戦略に出ている。

 これまでにレモンとライム味を組み合わせた「リムカ」やコーラ「サムズ・アップ」、日本でもおなじみの「ファンタ」や「スプライト」などの商品で新たなサイズの商品を投入、小規模小売店のキラナで販売している。大型小売店ではこれまで通り既存商品のみを取り扱う方針で、サイズによるすみ分けを行うことで両方の商品の販売増加につなげる狙いだ。

 同社はさらに、マンゴー味の果汁飲料「マーサ」の販売で卸業者に支払う手数料をこれまでの2倍に引き上げた。これにより卸業者によるマーサの大量調達を促し、「店内で似た商品を販売する競合メーカーから販売スペースを奪う戦略」(業界関係者)とみられる。

3/25/2013


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