日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

03/16/2013 08:42 PM

 フィンランドの携帯機器大手ノキアは14日、国営保険会社ニュー・インディア・インシュランスとの提携を通じた同社製品購入者向けの保険サービスの提供を始めた。

 ノキアの専門店で携帯電話を購入すると、その場で保険に加入できる。ノキアは購入後の顧客サポートを強化することで拡大する国内携帯市場でユーザーの囲い込みを目指す。

 保険の対象となるのは盗難の被害に遭ったり、液体をこぼすなどして故障したり損傷したりしたケース。契約者が支払う保険料は端末の価格の1.25%で、最低50ルピー。

 米セキュリティーソフト大手シマンテックの調査によると、携帯電話を紛失したことのある人はインド国内のユーザーの43%に上る。また、携帯端末と内部のメモリーに登録してあるデータを取り戻せるなら「1万4,000-1万5,000ルピー程度のなら支払ってもよい」と答えたユーザーは全体の70%に上る。

 国内で製品を販売するメーカーで携帯電話の保険事業を展開するのは現段階でノキアのみ。08年に台湾の宏達国際電子(HTC)と韓国のLGが始めたものの、虚偽の請求が多く寄せられたことから、両社とも撤退した経緯がある。

 ただ、ノキアが今回本格的に携帯電話の保険事業を開始したことで、今後業界内で追随する動きが出ることも予想される。

 地場のマイクロマックスの幹部は、現在より包括的な顧客サービスを検討していることを表明。その一環として、自社の携帯端末を対象とした保険サービスを提供する考えを明らかにした。「都市部を中心に携帯を失くす人は多い。携帯保険の潜在的需要は大きい」とみる。

 調査会社の米IDCと独GfKによると、2012年のスマートフォン(スマホ)の国内販売台数は1,540万台と11年の780万台からほぼ倍増。携帯電話の販売台数に占める割合は12年の段階でまだ2.5%ほどだが、IDCでは16年までに57%と過半数に達すると予測している。

 国内の携帯市場でのノキアのシェアは12年9月時点で22.2%。スマホに限れば19.2%で、2位につけている。

3/13/2013


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