日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

03/15/2013 05:34 AM

 コマツと建設エンジニアリング大手ラーセン&トゥブロ(L&T)がインドでの合弁事業を解消することが分かった。

 L&Tは持分50%をすべてコマツ側に譲渡する。L&Tはこのところ、主力のエンジニアリング事業が低迷しており、合弁解消は非中核事業の整理を進める戦略の一環とみられる。今後は近年力を入れる不動産開発事業に経営資源を振り向ける。

  両社はこれまで、合弁会社「エルアンドティーコマツ(カルナタカ州バンガロール)」を運営してきた。同地では中小型油圧ショベルを生産する工場を構える。

 L&TのAM・ナイク会長やコマツの幹部らが先週、マハラシュトラ州ムンバイで約15時間にわたり会談。その場で事業の評価額を60-70億ルピーとすることで合意に達した。関係者によると、協議は近くまとまる見通しという。

 ただ、コマツによる買い取り対象にバンガロール工場の敷地は含まれないもよう。このため、コマツは同工場内の設備などをタミルナド州チェンナイにあるダンプトラックを生産する自社工場に移管する可能性がある。

 コマツは昨年の時点でL&Tの持分の取得を希望していたが、事業の評価額をめぐる見解の相違や、バンガロール工場の用地の取り扱いに関する意見の隔たりが原因で、これまで実現していなかった。

 L&Tは現在、不動産開発事業を強化しており、バンガロール工場の跡地を住宅地や商業地として活用する方針とみられる。

 同社はこれまでに、バンガロールで不動産開発事業の第1弾となる住宅地「L&Tサウス・シティ」を完成させ、力を入れ始めている。同社の不動産部門L&Tリアルティ(ムンバイ)は全国で保有する土地は約485万平方メートルに上る。

3/13/2013


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