日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

03/04/2013 07:10 PM

 2月の新車販売台数は前年同月との比較で12年度としては最大の落ち込み幅となった。

 消費者心理の冷え込みが続き、需要が伸び悩んだ。マルチ・スズキをはじめ大手3社はいずれも前年割れ。スポーツ多目的車(SUV)は比較的好調だったが、新年度からの物品税引き上げで先行きは不透明な状況だ。昨年の2月は11年度で最大の販売増加率を達成したが、今年は対照的な結果となった。 

 スズキの四輪子会社で国内最大手のマルチ・スズキの販売台数は前年同月比9%減の9万7,955台となった。「Maruti(マルチ)800」や「Alto(アルト)」「Wagon(ワゴン)R」「A-Star(スター)」などエントリータイプの小型車が15.87%減の4万1,311台となったほか、「Estilo(エスティオ)」「Swift(スイフト)」「Ritz(リッツ)」 の合計販売台数も14%減の2万4,021台と、ともに大きく減少した。小型セダン「Swift Dzire(スイフト・ディザイア)」は21.56%増の1万8,316台と健闘した。

 ヒュンダイ・モーター・インディアの国内販売台数は前年同月比7.6%の3万4,002台。ラケシュ・スリバスタバ販売・営業担当副社長は「購入台数だけでなく問い合わせ件数も減少している」と指摘。不振の背景を「消費者マインドが戻っていない中、燃料価格が上昇したことでさらに追い打ちとなった」と分析し、「13年4-6月期もこうした状況が続くのではないか」との見通しを示した。輸出は37%増の2万663台で、国内市場での不振を補う格好となった。

 国内3位のタタ・モーターズは70%減の1万613台と大幅に落ち込んだ。内訳は超低価格車「Nano(ナノ)」、小型車「Indigo(インディゴ)」、ハッチバック「Indica(インディカ)」の合計販売台数が7,769台。「Sumo(スモ)「Safari(サファリ)」「Aria(アリア)」のSUV3車種とワンボックスカー「Venture(ベンチャー)」の合計が2,844台となっている。同社は2月の国内販売が大幅に落ち込んだ理由について現時点で見解を示していない。輸出は3,996台だった。

 このほか、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)の国内販売は23%減の1万2,756台、ゼネラル・モーターズ(GM)インディアも20%減の7,106台と、世界市場で首位を争う両メーカーとも2月は振るわなかった。

 商用車大手マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)と仏ルノーが販売するSUVは比較的好調な売り上げを記録したが、政府は13年度からSUVにかかる物品税の税率を現行の27%から30%に引き上げる方針を打ち出しており、今後、販売に影響が出る可能性がある。

3/2/2013  


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