日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

02/21/2013 09:32 PM

 総合油圧機器メーカーのカヤバ工業(KYB、東京・港)は地場のコンクリート機器大手コンマト・システムズ(グジャラート州バドダラ)の株式50%を取得した。

 取得額は約10億ルピー。インドの建設機械売上高は現在3,000億ルピー規模。KYBはインフラ整備の進むインドで建機の需要が今後も増えると見て、コンマトへの出資を通じて市場の開拓を目指す。

 今年6月からコンマトの国内工場で同社と共同でミキサー車の生産を開始する。14年度には年間生産台数450台を目指す。

 KYBは1919年の創業。二輪車・四輪車のショックアブソーバーや建設機械用油圧機器大手で、東証一部上場。ショックアブソーバーでは世界的大手の1つ。コンクリートミキサー車でも国内市場の70%を抑えている。

 日本国内の5カ所を含め世界34カ所に生産拠点を構え、11年度の連結売上高は3,371億円。従業員は世界全体で約1万2,000人。一方のコンマトは07年の設立で、資本金は5,000万ルピー。11年の売上高は5億5,000万。従業員は300人。

 KYBの出資に伴い、コンマトの社名は「KYBコンマト」に変更され、代表にはKYB特装車両事業部の佐々木敬博理事が就任する。

  コンマトのプレムラジ・カシヤプ社長によると、KYBはインドの建機市場の開拓に加え、同国を世界に向けた輸出拠点として位置付ける方針という。

 一方、コンマトはKYBとの提携を通じて日本の優れた技術や日本式の生産・品質管理方式を導入し、ブランドイメージの向上やラインアップの拡充につなげたい考えだ。

 新会社は14年10月に増資を行い、出資比率をKYB51%、コンマト49%とする。増資後の資本金は1億7,000万ルピーに増える見通し。

2/19/2013


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