日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

02/19/2013 09:12 PM

 インドで、既存のガソリン車を電気自動車としての機能も備えるハイブリッド車(HV)に変える「改造キット」の開発が進められている。

 完成すればガソリン車の所有者からの需要により自動車業界で新たな市場が生まれることが期待される。

 キットは電気モーター、コントローラー、電池パック、ソフトウェアコントローラー、バッテリー管理システムで構成される。

 現在開発競争で先行しているのは自動車部品大手のバーラト・フォージュ(マハラシュトラ州プネ)と新興エンジニアリング企業KPITクミンズ(同)が運営する合弁会社。

 同キットは従来のガソリン車に装着することで、燃費性能が15-25%程度改善するといわれている。インド自動車調査業界(ARAI)が独自に実施した試験では、30-40%程度改善したという数字もある。

 バッテリーで作動し、価格は小型車用が7万ルピー、スポーツ多目的車(SUV)用が15万ルピー程度になる見通し。燃費性能が向上することで、購入後2-3年で投資額分の金額を回収することが可能とされている。

 二酸化炭素(CO2)排出量をガソリン車と比べて30%以上削減することが見込まれるほか、エンジンへの負荷の低減により、エンジンの寿命を伸ばすことができるなど、多くの効果が期待されている。

 数時間で装着でき、新たに大がかりな専用インフラを設置する必要が無いことから、自動車業界の幹部からも普及を望む声が多数上がっている。

 行政も普及に備えるための準備を進めている。重工業省は現在、国内で販売する製品の規格や製造、取り付けに関する法体系の整備について骨子案の作成を進めている。また、道路輸送・高速道路省は、技術の有効性を確認するための実証実験を行っている段階だ。

2/18/2018


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