日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

02/07/2013 09:17 PM

 タタ・グループ傘下の大手飲料メーカー、タタ・ グローバル・ビバレッジズ(TGB)は、健康に良いとされる成分を含んだ「機能性飲料」や果物の味が付いた飲料水「フレーバー・ウォーター」など飲料水事業で新たな分野の開拓に取り組んでいる。

 インドでは近年、健康を意識する人が増加する傾向にある。これに伴い炭酸飲料に代わりこれら新たな商品の売り上げが伸びており、TGBは拡大する需要の取り込みを目指す方針。

 先ごろ機能性飲料の「Tata Water Plus(タタ・ウォーター・プラス)」とレモン味のフレーバーウォーター「Tata Gluco Plus(グルコース・プラス)」をタミルナド州とアンドラプラデシュ州の一部で発売した。今後は3-4年をかけて販売地域を全国に広げる計画だ。

 タタは2007年にミネラルウォーター「Himalayan (ヒマラヤン)」を発売して飲料水事業に参入。現在、同事業は売上高の5%を占めており、機能性飲料などラインアップの拡充を通じてこの比率を3-4年後をめどに15%にまで高める(ハリシュ・バト社長)ことを目指している。

 英調査会社ユーロモニター・インターナショナルの調査によると、国内では消費者の健康に対する意識の高まりを受けて、炭酸飲料の消費量が減少。これに代わり都市部の若いサラリーマンなどを中心に機能性飲料やフレーバーウォーターを購入する人が増えている。

 新たなトレンドを取り込もうと、TGBのほかにもネスレやダノン、ビスレリなどが独自のフレーバーウォーターを発売。炭酸飲料を主力商品としてきたコカ・コーラやペプシコも野菜ジュースやフルーツジュースなど体に良いとされる商品に力を入れている。

2/5/2013


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