日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

02/07/2013 09:16 PM

 低価格のタブレット(多機能携帯端末)を販売するメーカーの間で、アプリや特典など本体以外のサービスを強化する動きが広がっている。

 HCLインフォシステムズが5日に発表した「ME」の最新型モデルはマイクロブログ「ツイッター」や交流サイト(SNS)の「フェイスブック」、「リンクトイン」などを利用するためのアプリをプリインストールしている。このほかにも購入者に格安チケットサービスの「クリアートリップ」が提供する2,500ルピー分の航空割引券を進呈する。

 マイクロマックスは10インチタブレット「Funbook Pro(ファンブック・プロ)」で通信教育大手のエベロンや教材大手ピアソンなど複数の企業と教育関連のコンテンツの提供を受ける契約を締結。また、ジンク・グローバルは4,000-1万1,000ルピーの価格帯のタブレットで、ネットでの映画配信サービスを手がけるビッグ・フィックス、映画に加え音楽のストリーミング、ダウロードサービスを展開するフンガマ・ドット・コムなどと提携している。

 このほかラバ・モバイルズやカーボン・モバイルズなども自社が販売する低価格タブレットでアプリの拡充などのを進めている。

 こうした取り組みについて、米大手会計事務所デロイト・トウシュ・トーマツのインド法人デロイト・トウシュ・トーマツ・インディアのサンディプ・ビスワス取締役は「高価格帯の製品に比べてシェアで劣っているため、周辺サービスを強化することでユーザーを獲得しようという試み」と分析。新たな戦略が成功するかどうかについて同氏は「インドはユニークな市場。2,000ルピーの携帯電話が受け入れられたように、低価格タブレットも生き残るのではないか」との見方を示す。

 IT(情報技術)専門調査会社IDCのインド法人IDCインディアによると、2012年7-9月期の国内のタブレット販売台数は84万4,000台。メーカー別ではサムスンが18万6,000台でトップ。続いてマイクロマックスが16万8,000台、アップルが9万3,000台で続いている。

2/5/2013


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