日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

02/26/2013 11:32 AM


 インターネットや携帯電話の普及が進む中、国内の郵便物の取扱量がこの10年で急増するという意外ともいえる現象が起きている。

 インディア・ポストの年次報告書によると、郵便物の取扱量は2009年度から11年度の間に30%以上増加。同社が提供する国際スピード郵便サービス「Speed Post(スピード・ポスト)」の利用金額は09年度の約2億3,000万ルピーから11年度には3億9,190万ルピーと70%以上の伸びを記録している。

 米郵便料金計器大手ピツニー・ボウズ(コネティカット州)のインド法人ピツニー・ボウズ・インディアのK・Mナナイア社長によれば、個人同士の手紙のやり取りは過去10年間減少傾向にあるが、代わりに企業が宣伝目的で発送するダイレクトメールやクレジットカード・携帯電話などの利用明細書、ガスや水道など公共料金の支払い請求、銀行が口座保有者に定期的に送るお知らせなどの配達量が増えており、郵便物の取り扱い量を押し上げる要因になっているという。

 経済発展に伴いクレジットカードや携帯電話の利用者が増えたことで逆に従来型の郵便物の需要が増加するという事態が発生している。

 ナナイア氏によると、郵便物の取り扱いの増加を受けて、配達業者の数が急増しているほか、各社とも最新の設備を導入して処理能力の増強に励んでいる。デリーに本社を置くメガ・カリバーは1日に100万通の郵便物を配送することが可能という。

2/21/2013


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