日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

02/05/2013 12:07 PM

 大手自動車メーカーの2013年1月の新車販売台数が2日、出そろった。10社を合わせた販売台数は21万6,511台で、前年同月比で4.7%減少した。

 前年実績を割り込んだことで、業界内では政府が今月28日に発表を予定する13年度予算で経済成長を重視した政策を実施することに期待が高まっている。

 最大手のマルチ・スズキの販売台数は10万3,026台。前年同月との比較では2%の伸びにとどまったが、12年度に入り初めて10万台の大台を突破した。「Maruti(マルチ)800」や「Alto(アルト)」「Wagon(ワゴン)R」「A-Star(スター)」などエントリータイプの小型車は依然として不振だったが、セダン「DZire(ディザイア)」や多目的車(MPV)「Ertiga(エルティガ)」が堅調に推移し、かろうじて前年同月を上回った。

 ヒュンダイは1.2%増の3万4,302台。ガソリンとディーゼルエンジンに使用される燃料の価格差が縮小したことでガソリン車のみの「Eon(イオン)」や「i20」 「Verma(ベルマ)」などの車種のガソリン車タイプが売れたほか、営業活動の強化が奏功し、農村部で好調な販売を記録した。

 タタ・モーターズは56%減の1万5,209台と、前年の半分以下の水準に落ち込んだ。当初の目標では超低価格車「Nano(ナノ)」だけで2万台を売る計画だったが、「新車種の投入が無いことと、ブランドイメージの低さ」(業界関係者)が影響し、ナノと「Indigo(インディゴ)」「Indica(インディカ)」3車種の合計販売台数は1万1,192台にとどまった。

 マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)は2万6,555台で33%の大幅増となった。ディーゼル車が好調な売れ行きが寄与し、全体の伸びを引っ張った。

 トヨタは1万3,329台となり、前年同月から23%減少した。小型車「Etios(エティオス)」の不振が響いた。

 米国勢はゼネラル・モーターズ(GM)が7.9%減の7,588台、フォード・モータースが33.7%減の6,062台と、いずれも前年割れ。

 一方、ホンダは205.5%増の5,451台、仏ルノーも455%増の4,914台と飛躍的に伸びた。ボルボは12年1月の販売台数が25台だったが、先月は75台を売り、188.5%の増加を記録した。

 インド準備銀行(中央銀、RBI)は1月29日に開いた金融政策決定会合で政策金利(レポ金利)を0.25%引き下げ7.75%とした。金利の引き下げは昨年4月以来。

 トヨタのインド四輪子会社トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)のサンディープ・シン副社長兼販売担当最高執行責任者(COO)はRBIの方針について「歓迎する」としつつ、「自動車需要の増加に向け、政府にはもう一段の景気刺激策をお願いしたい」と語った。

2/2/2013


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