日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

01/31/2013 09:32 PM

 リーボックはインド事業の建て直しに乗り出す。

 新製品の投入に加え、自社製品を販売する店舗のコンセプトを一新し、宣伝活動も強化する。昨年発覚したインド法人前社長らが関与した巨額横領事件によって傷ついたブランドイメージの再構築を図る狙い。

 リーボック・インディアでは昨年5月、元幹部らによる87億ルピーに上る横領疑惑が発覚。同年9月には元社長や元最高執行責任者(COO)が逮捕される事態に発展した。これを受け、同社ではインド国内での企業イメージを回復することが喫緊の課題となっている。  

 同社はまず、専門店の従業員を対象に研修を実施し、来店客に栄養やトレーニングの方法などに関して助言する体制づくりを目指す。リーボックはこれまで米国などで同様の社員教育を行っており、インドでもこうした取り組みを実践する。

 今年は都市部に構える50店舗で研修を行う予定。来年以降、ほかの地域の店舗でも順次導入を進め、最終的には現段階で500店ある国内のすべての店舗に広げる計画だ。

 広報活動では、ブランドイメージの強化に向け、イメージキャラクターとして現在契約を結ぶプロクリケット、インディアン・ プレミア・ リーグ(IPL)チェンナイ・スーパー・キングスのマヘンドラ・ドニ選手に加え、ミュージシャンやタレントなどを起用することを検討している。

 マット・オツールCOOは今後のインドでの事業戦略について「不正発覚後に行った調査から、インドの消費者は依然としてリーボックブランドに高い信頼を寄せていることが明らかになった。これを基盤にさらなる成長を実現したい」と意気込みを語った。

1/29/2013


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