日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

01/24/2013 09:42 PM

 2012年の国内の車種別販売台数ランキングで、マルチ・スズキの小型車「Alto(アルト)」(24万2,000ルピー)が28万6,000台で首位を獲得した。

 ガソリン価格の高騰を受け、ディーゼル車の人気が高まる中、ガソリン車しか持たない同車種は前年比で8%台数を減らしたものの、11年に続いてトップの座を維持した。

 2位はマルチの小型車「Swift(スイフト)」(44万8,000ルピー)で、18万6,000台。10年は4位(12万7,000台)だったが、11年は2つ順位を上げた。3位もマルチの小型セダン「Dzire(ディザイア)」(49万2,000ルピー)が入り、上位3車種をマルチが独占した。

 このほか、商用車大手マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)のスポーツ多目的車(SUV)「Borelo(ボレロ)」も好調な売れ行きを示した。

 ランキング全般を見回してみると、価格の安さが必ずしも安定した販売に直結していない実態が浮かび上がってくる。

 ヒュンダイの小型車「Eon(イオン)」の販売価格は27万7,000ルピーと、スイフトやディザイアを大きく下回るが、販売台数は9万3,578台で、順位は8位だった。

 タタ・モーターズの低価格車「Nano(ナノ)」は14万3,000ルピーと圧倒的な安さを売りにしているが、12年の販売台数は7万6,747台にとどまり、かろうじて10位に入った。

 このほかにも、米フォードの小型車「Figo(フィーゴ)」や米ゼネラル・モーターズ(GM)の「Spark(スパーク)」「Beat(ビート)」、タタのハッチバック車「Indica(インディカ)」なども比較的購入しやすい価格設定となっているが、爆発的なヒットには結びついていない。フィーゴとスパークに至ってはトップ10入りを逃した。

 ボレロの販売が好調だったM&Mのプラビン・シャー最高経営責任者(CEO)はこうした国内自動車業界の傾向について、「今日の自動車ユーザーは1つの優れた側面のみを見て購入する車を決めるのではなく、価格や省エネ性能、維持管理のしやすさ、乗車定員などを基に総合的に判断している」とする分析を示している。

1/23/2013


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