日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

01/23/2013 11:09 PM

 ヒンドゥスタン・ユニリーバ(HUL)やダーバルなど大手日用品メーカーは廃棄された商品の容器の回収に向け、個人の廃品回収業者との連携に乗り出している。

 インドでは1回分のシャンプーが入った袋やプラスチック容器などが大量に廃棄されている。その量は1日当たり1万2,000トンに達し、環境汚染の原因の1つになっている。

 HULは現在、廃品回収業者を介してこうしたごみを回収するための仕組みづくりについて検討を進めている。業者は瓶や缶などについては換金できることから積極的に収集するものの、現段階では日用品が入っていたプラスチックごみなどをお金に換える制度は存在しない。

 同社はまた、プラスチックごみを低コストで燃料に変えるシステムの構築に向け、タミルナド州チェンナイの企業と提携した。既に連邦直轄地プドゥチェリーにある同社の工場で実用段階に入ったとの見方があるが、同社の広報担当はこれまでのところ明言を避けている。

 ダーバルも廃品回収業者の動員に向けて、スウェーデンのパッケージ大手テトラパックのインド法人テトラパック・インディアと提携した。現在、集めたごみをリサイクルして屋根板や文房具用品として再生するプロジェクトに取り組んでいる。

 インド政府傘下のインド包装研究所(マハラシュトラ州ムンバイ)も、日用品メーカーによる、廃品回収業者を活用したプラスチックごみの回収に賛同する姿勢を示している。

 同研究所のNC・サラ理事によると、ムンバイでは1日当たり8,000トンのプラスチックごみが10万人以上の個人の業者によって回収され、環境改善に一役買っているという。

1/22/2013


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