日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

01/23/2013 11:07 PM

 仏化粧品大手ロレアル傘下の米高級パーソナルケア製品メーカー、キールズはインド国内での商品の小売価格を、東南アジア各国より15-20%程度下回る水準に設定した。

 同社は富裕層向けのブランドだが、価格を低めに設定することでさらなる販売増加を目指す。

 現在の価格はリップクリームが495ルピー、アンチエイジングクリームが4,050ルピーなど。インド法人キールズ・インディアでは、「東南アジアだけでなく、西アジアや英国など西欧諸国での販売価格も下回る」としている。

 インド国内の主な購入者層の中には、年に複数回海外旅行に出かける人も多い。このため、同社では国内価格が海外より安いことを現地で確かめてもらい、売り上げの増加につなげたい考え(キールズ・インディアのアヌラグ・チャギ・ブランドマネジャー)だ。

 チャギ氏は他国に比べて価格を抑える理由について、「価格は非常に重要な要素。当社はインドで長期にわたるビジネスを考えており、短期で利益を上げることは重視していない」と説明する。

 先月には英国の百貨店「ディベンハムズ」のカルナタカ州バンガロールの店舗内に、国内で6番目となる販売店をオープンした。

 同社はさらに、ネット通販事業への参入も視野に入れている。現在、大手通販サイトなどを通じて商品を試験的に販売する案などを検討中だ。

 キールズは商品を米国内で製造しており、為替相場が大きく変動した場合など、業績に影響する可能性がある。これについて、チャギ氏は「事業環境の変化にかかわらず、今後も顧客に対し価格に見合った価値を提供していきたい」と話している。

1/21/2013


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