日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

01/17/2013 11:17 PM

 日本の物流大手、近鉄エクスプレス(東京・港)は地場の同業大手ガチ(アンドラプラデシュ州ハイデラバード)と運営する合弁会社ガチ・近鉄エクスプレス(同)の事業多角化を進めている。

 主要顧客の自動車業界からの受注が自動車需要の低迷で落ち込んでいるため、取り扱う分野を広げ収益を確保する狙い。

 同社は現在、全国で77店舗を展開する大手ホテルチェーンと調達業務の受託をめぐり交渉を行っており、話し合いは現在、最終段階に来ている。このホテルチェーンはこれまで自社で調達業務を手がけていたが、在庫が過剰になったり不足する事態が発生するなどの課題を抱えている。交渉がまとまれば、ガチ・近鉄はシャンプー、石けん、シーツなどのリネン製品、ホテルの厨房で使用する調理器具など計2,500品目の調達を請け負うことになる。

 ガチ・近鉄はこのほかにも、ある大手日用品メーカーと洗剤の原料として使用する化学製品の輸入および輸送業務の受託に関する協議を進めている。

 国内の貨物輸送市場は現在の1,000億ルピー規模から3年後には1,450億ルピーに拡大することが予想されている。

 このため、ガチ・近鉄は将来の受注拡大を見越し、カルナタカ州バンガロールとタミルナド州チェンナイにある倉庫設備の能力を、半年後をめどに約9,300平方メートル拡張する計画だ。

 近鉄とガチは昨年2月に合弁会社を設立する方針を発表。同年6月に手続きを完了し、業務を開始した。顧客には現在、東芝や富士電機、出光興産など日本の大手企業も名を連ねる。出資比率はガチが70%、近鉄が30%となっている。

1/15/2013


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