日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

01/19/2013 10:39 PM

 ホンダのインド四輪子会社ホンダ・カーズ・インディアの2012年度の決算は、純損益が60億4,000万ルピーの赤字となった。

 赤字幅は前年度の21億2,000万ルピーからほぼ3倍に急拡大した。

 東日本大震災やタイの洪水の影響で基幹部品の供給が停滞し、生産に大きな支障が出たほか、ガソリン価格の高騰を受けインドでガソリン車に代わりディーゼル車の人気が高まる中、ディーゼル車の投入で競合メーカーに出遅れたことも業績の悪化をもたらす要因となった。

 さらに、ルピーがほぼすべての主要通貨との為替レートで下落し、海外から輸入する部品の調達コストがかさんだことも収益を下押しした。

  販売台数は前期比8.5%減の5万4,526台、売上高は同20%減の318億5,000万ルピーといずれも大幅な落ち込みを記録した。

 業績の回復に向けた対策として、ホンダはタプカラ工場(ラジャスタン州)に130億ルピーを投じて車体パネルやエンジン部品の生産能力を増強。国内での部品調達率を引き上げるなどの取り組みを進めている。これにより収益が為替変動の影響を受けにくい体制を構築することを目指す。 

 一方、トヨタ自動車のインド子会社トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は前期の22億1,500万ルピーの黒字から一転して2億6,800万ルピーの赤字に転落した。

 同社もホンダと同様、為替相場変動の影響を受けたが、「コスト上昇分を販売価格に転嫁することに二の足を踏んだ」(サンディープ・シン販売担当社長兼最高執行責任者=COO)ことなどが影響し、業績が悪化した。

1/17/2013


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