日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

01/05/2013 09:22 PM

 タタ・グループのサイラス・ミストリー新会長は、今後2年間に4,500億ルピー規模の投資を行う方針を明らかにした。

 同グループが過去3年間に投じた5,000億ルピーにほぼ匹敵する額。

 ミストリー氏はグループとして海外進出を加速させることの重要性を強調。これまでに開拓を進めてきた欧米に加え、アジアやアフリカ、南米など新興国市場への攻勢を強化する考えを明らかにした。

 グループ各社については、海外での事業展開に際し、リスク分散、技術や人材の獲得などでそれぞれの事業内容に即した個別の戦略が必要になるとの認識を表明。一方で、地域を問わず、市場の変化に対して迅速な意思決定を下せる体制の構築を進める必要があるとの認識を示した。

 インドについては「今後も魅力的な投資先であり続ける」と指摘。将来にわたりインド経済の発展に貢献したいとの考えを示した。シン政権が昨年来、進めている各種規制緩和に対しても支持する考えを表明した。  

 ミストリー氏はまた、21年間にわたりグループを率い、12月28日に退任したラタン・タタ前会長について「在任中にグループ全体の売上高をそれまでの20倍に引き上げ、タタ・グループを年商1,000億米ドルのコングロマリットに育て上げた」と高く評価。その一方で、今後は「脱ラタン・タタ」を推し進め、独自色を打ち出していく方針を示唆している。   

1/3/2013


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