日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

01/22/2013 12:51 AM

 米市場調査会社エーシーニールセンは、マハラシュトラ州ムンバイで開催された国内の塗料企業が参加したフォーラム「第26回インディアン・ペイント・カンファレンス」(18-20日、インド塗装業連盟=IPA主催)で、インドの塗料産業の現状と将来の成長見通しに関する報告書を発表した。

 それによると、2011年度の国内塗料市場は金額ベースで2,600億ルピー。このうち71%を住宅の内装などに使われる装飾用、残りの29%を工業用が占めた。

 販売量は310万トンで、装飾用が240万トン、工業用70万トンとなっている。1人当たりの年間消費量は推定2.57キログラム。 

 ニールセンは今後の市場の動向について、「16年には金額ベースで11年比92.30%増の5,000億ルピーに達する」と予測。1人当たりの消費量も4キログラム超に増加するとした。

 参加企業のトップからは、拡大が続く中間層の消費拡大が、市場の成長をけん引するとの意見が出された。

 工業用塗料に関しては、自動車やインフラなどの業界で需要が増えることが予想される。関西ペイントのインド子会社、関西ネロラック・ペインツ(ムンバイ)のHM・バルカ社長は「インフラ整備はインド社会で最も立ち遅れている分野。今後も安定した需要が期待できる」との見方を示した。

 塗料の原料価格は中国での需要増加を受けて上昇傾向にあるが、会場内では「価格の変化はつきもの。うまく付き合う術を学ぶほかない」(アジアン・ペインツのKBS・アナンド社長)との声も聞かれた。

1/18/2013 


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