日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

01/11/2013 04:27 AM

 インドの家庭で子どもの教育費への負担が増えている。

 これまでも私立の学校の授業料は高かったが、人材開発省が先ごろ、来年度インド工科大学(IIT)に入学する学生を対象に、授業料を8割値上げする方針を決めるなど、国立の学校に通う子供を持つ親の負担も増える傾向にある。

 インド合同商工会議所(ASSOCHAM)が実施した調査によると、毎月の可処分所得のうち半分以上を子どもの教育費に充てている世帯は全体の65%に達した。 

 授業料や制服、文房具、遠足、社会見学、課外活動などにかかる子ども1人当たりの平均費用は2005年の年間3万5,000ルピーから11年には同9万4,000ルピーへと急増している。 

 また、全体の半数以上の世帯が、子どもが高校を卒業するまでにかかる教育費が180万-200万ルピーに達すると回答した。 

 政府の調査によると、子どもを私立の中等学校に通わせる家庭が負担する教育費は月平均893ルピーで、国が運営する学校に通う子供を持つ世帯の平均275ルピーの約3.25倍に達する。

 第11次5カ年計画(07年4月-12年3月)期間中に教育の支援に充てられた予算は国と地方合わせて推定12兆4,479億7,000万ルピー。このうち43%は初等教育に、32%が高等教育に、25%が中等教育にそれぞれ割り振られた。国の支出に限ると高等教育向けが約半分と最も大きな比重を占め、次いで初等教育(39%)、中等教育(12%)が続いている。

1/9/2013


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