日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

01/17/2013 11:15 PM

 インドで魚の価格の高騰が続いている。

 種類により小売価格は昨年1年間で10-30%程度上昇した。燃料価格上昇の影響で魚の輸送費用の負担が増加したことや、漁師が漁を行う際にかかる諸経費がかさんでいることも原因だが、最大の要因として、健康意識の高まりを背景に肉の代わりに魚を食べる消費者が増えていることが挙げられる。

 魚の種類別に価格の変動をみると、テンジククルマエビは11年の1キログラム 当たり260ルピーから昨年は350ルピーに上昇。このほかにも、淡水魚のロフは90-100ルピーから120-130ルピーに、同じく淡水魚のカトラは120ルピーから180ルピーにそれぞれ価格が値上がりしている。シマガツオに至っては150ルピーから360ルピーと、2.4倍に高騰している状況だ。

 今年に入ってからも需要に供給が追いつかない状態が続いており、高値は今後もしばらくの間続きそうだ。 

 ゴア州ではホテルによる購入量の増加が魚の価格を押し上げている。ある魚介類の販売業者によると、同州では河川や海の汚染が進んだことで漁獲量が減少しており、養殖ものの需要も増える傾向にあるという。 

 年間120万トンの魚を消費し、現在も年率10%のペースで増加を続けている西ベンガル州でも厳冬の影響で漁獲量が減っている。同じ理由でマディヤプラデシュ州やビハール州から同州に入ってくる魚の量も減少しているが、マディヤプラデシュ州の販売業者は「2月ごろには状況が改善してくるのではないか」との見通しを示している。

1/16/2013


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