日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

12/11/2012 10:27 PM

 コングロマリットのタタ・グループがエデュテインメント事業に参入する。

 全国に関連商品を販売する専門店を約160店展開する計画で、2020年までに10億米ドルの売上高を目指す。インドの子ども(15歳未満)人口は約3億3,000万人。タタは新規事業で巨大市場の開拓を進める。

 グループ傘下で腕時計・宝飾品の製造販売を手がけるタイタン・インダストリーズ(カルナタカ州バンガロール)を通じて出店する。

 大都市の郊外に広さ約7,400平方メートル(8万平方フィート)の旗艦店を出店。店舗当たりの投資額は10億ルピーを見込む。地方都市では740-930平方メートル程度の店舗を開業する計画を立てている。最初の店舗は南部の2つの大都市に出店する方針。

 現段階では「タイムトラベル」をテーマに3Dやシミュレーション技術などを活用した商品の発売を検討している。「時間」をテーマにすることでタイタンの本業である腕時計事業との相乗効果が生まれることに期待する。

 タイタンはデザイナーなどの意見を取り入れた事業計画書を作成。今月下旬に取締役会に提出し、承認を得られれば新事業への参入が正式に決まる。

 タタ・グループは潤沢な内部留保を抱える各グループ企業に対し、新規事業などを通じて株主価値の拡大を図るよう指示している。タイタンの内部留保は11年度末時点で80億ルピー。同社は当初、玩具店の展開なども検討したが、最終的にはエデュテインメント事業に参入することで落ち着いた。

 11年度3月期の売上高は腕時計、宝飾品両事業の好調な販売が寄与し16億3,000万米ドルを記録。同社ではこれを20年までに100億米ドルに引き上げる方針だ。

12/10/2012


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