日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

12/07/2012 01:35 AM

 ヒュンダイが国内セダン市場で勢いを伸ばしている。

 8月に発売した「Elantra(エラントラ)」の新型モデルは同市場の車種別販売台数で、8-10月まで3カ月連続で首位となった。同期間の車種別のシェアでは3分の1を獲得し、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)の「Corolla Altis(カローラ・アルティス)」(20%)やゼネラル・モーターズ(GM)の「Cruze(クルーズ)」(17%)などの競合車種に大差をつけた。1月には米国で「カー・オブ・ザ・イヤー」に選出されるなど、海外での評価も高まっている。

 インドではこれまで小型車や高級ハッチバックを得意としてきた同社だが、長期的な戦略として各種セダンやスポーツ多目的車(SUV)を強化する方針を打ち出しており、その効果が表れた格好だ。また、インターネットや印刷媒体など多様なメディアを使った販促キャンペーンも販売台数を押し上げる要因となった(同社)。

 経済の減速や高金利、インフレの影響で国内の自動車需要は低迷傾向にある。国内の自動車販売台数に占める割合が1%以下の高級セダンも4-10月の販売台数は1万4,823台と、前年同期比で33.7%減少した。

 需要低迷を受けて、インド自動車工業会(SIAM)は今年度の販売台数の増加率を前年度比1-3%と大幅に下方修正。ホンダは「Civic(シビック)」の新型モデルの販売を凍結したほか、マルチ・スズキは高級セダン「Kizashi(キザシ)」の販売を終了するなど影響が広がっている。

 ただ、こうした中にあっても、ヒュンダイはエラントラの成功を追い風に、今後もインド市場で攻めの経営を維持する構えをみせている。

12/5/2012


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