日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

12/01/2012 08:43 PM

 三菱鉛筆は地場の文房具大手リンク・ペン&プラスチックス(西ベンガル州コルカタ)の出資比率を引き上げることを計画している。

 三菱は今年3月、リンク株13.5%を約2億ルピーで取得した。両社は1992年に業務提携。以来、リンクはこれまで20年にわたり、インド国内で三菱の製品を販売している。

 三菱の数原(すはら)英一郎社長がこのほどコルカタを訪問。同氏は「インドは当社が今後最も大きく業績を伸ばせる市場の1つ。リンクへの出資比率引き上げを是非とも実現させたい」と意気込みを語った。その一方で、「インド市場についてはリンクの方がはるかに深く理解している」と述べ、過半数株を取得して同社の経営権を握る考えの無いことを強調した。

 リンク株は現在、ディーパク・ジャラン社長とその家族が60%を保有している。同氏は三菱の出資比率引き上げについて「三菱の今後のインド事業の業績次第」とする考えを示した。また、今後も過半数株の保有を継続する意向を示した。

 三菱は6カ月-1年後をめどにインドで自社製品の生産を始める計画。現地で製造し、関税の負担を無くすことで価格競争力を高める狙い(数原氏)。当初はリンクの工場を使用するが、将来的には自社工場を設置することも視野に入れている。

 国内のペン市場は推定250億ルピー規模。リンクのほか、レイノルズ・ペンズなど大手メーカーが80%のシェアを握っており、コンピューターの普及率の低さが市場の拡大を押し上げる要因の1つとなっている。

11/28/2012


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