日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

12/19/2012 08:30 PM

 インド国内で当局に申告されず不正に海外に流出した資金の累計額が2001-10年までの10年間で1,230億ルピーに上り、国別では8番目に多かったことが分かった。

 米国のシンクタンク、グローバル・ファイナンシャル・インテグリティー(GFI)がまとめた報告書によるもの。

 インドは南アジアで唯一、上位20カ国に入った。損失額は10年だけで16億米ドルに達しており、同シンクタンクでは「近年は幾分、改善が見られるものの、依然として資金の流出は続いている」とし、政府に対し優先課題として問題の解決に取り組むよう求めた。 

 報告書の作成に携わったGFIのアナリストは「1,230億ルピーはインド経済にとり大きな額。これだけの金額の海外流出を防げれば、教育や医療、インフラ整備などに投資することができたはずだ」と指摘。今年の夏に北部を中心に発生した大規模な停電についても「流出分のの一部でも送電網の整備に回していれば回避できた」との見方を示した。 

 インドを上回った国をみると、最も多かったのは中国の2兆7,400億米ドルで、2位のメキシコ(4,760億米ドル)の約5.75倍に達した。以下、マレーシアが2,850億米ドル、サウジアラビアが2,010億米ドル、ロシアが1,520億米ドル、フィリピンが1,380億米ドル、ナイジェリアが1,290億米ドルの順となった。

12/18/2012


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