日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

12/26/2012 09:47 PM

 自動車大手各社は2013年、販売価格が50万ルピーを下回る低価格車を相次いで発売する。

 大半が既存車種の改良モデルだが、自動車市場の減速傾向が続く中、価格を抑えたモデルを投入することで需要の掘り起こしを目指す。

 最大手のマルチ・スズキは2008年の発売以来、低空飛行が続く「A-Star(スター)」の外観を変更する。先ごろ中国四川省で開かれたモーターショーで発表。これまでの丸みを帯びたデザインからより直線的なボディに改良し、スポーティーなイメージを演出した。ヘッドライトは従来モデルと比べてサイズを大きくしたほか、角度のあるデザインを取り入れた。内装に関しては特段大きな変更点はない。価格は37万-45万ルピーで、発売は来年中ごろを予定している。

 タタ・モーターズは超低価格車「Nano(ナノ)」をモデルチェンジして上半期中に発売する。パワーステアリングやグローブボックス、後部ドアなどを改良。クルマ愛好家から大きな期待を集めて09年に登場したナノだが、これまでの累計販売台数は約22万台にとどまっており、改良型の投入で巻き返しを図る。価格は20万-24万ルピーになる見通し。下半期にはディーゼル車と圧縮天然ガス(CNG)車を投入するとの声もある。

 ヒュンダイは「i10」をフルモデルチェンジする。同車種は07年10月にインド国内で発売。わずか7カ月足らずの間に国内で6万5,000台を販売したほか、同じ期間中に海外に約10万7,000台を輸出するなど、驚異的なセールスを記録した。だが、その後は競合車種の台頭もあり、伸び悩んでいる。2代目は全長と全幅がともに初代より長くなるほか、車内スペースもこれまでよりも広くなる見通しだ。価格は35万-60万ルピーで、来年後半の発売予定。

 商用車大手のマヒンドラ&マヒンドラ(M&M)傘下のマヒンドラ・レバ・エレクトリック・ビークルズは来月、電気自動車「Reva(レバ)NXR」を発売する。価格は従来型のガソリン車タイプのハッチバックと比べ、2割程度割高となる。M&Mは充電スタンドの設置に向け、国営ステート・バンク・オブ・インディア(SBI)や送電企業、大都市の大型商業施設などと連携しているほか、複数の州政府と協議を進めている。発売後の3年間で輸出1万5,000台を含め、計3万台の販売を目指す。

12/24/2012


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