日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

11/29/2012 08:43 PM

 インド国内のヌードル市場の拡大が続いている。

 近年は年率20%のペースで成長を遂げており、今年9月時点の市場規模は250億ルピーに達している。経済成長による中間層の拡大に伴いインスタント食品の人気が上昇。都市部だけでなく地方都市や農村部でも普及が進んでおり、ヌードル製品は今や「インド人の食生活に完全に定着した」という意見もある。

 ブランド別ではネスレが約30年前に発売した「Maggi(マギー)」が今でも4分の3以上と圧倒的なシェアを握る。先ごろマサラ味の「Dumdaar Noodles(ダムダール・ヌードルズ)」を発売するなど品ぞろえの拡充を進めているほか、有名俳優をイメージキャラクターに起用するなど、マーケットリーダーとしての地位固めを加速させている。

 コングロマリットITCが発売する「Yippee(イッピー)はマギーには遠く及ばないものの、参入してからまだ3年と日が浅い中、2桁のシェアを獲得した。「品質の高さに加え、流通業者との信頼関係構築、ホテルなどグループの他の事業部門との相乗効果、農村への積極的な進出が功を奏している」(同社幹部)。 

 1988年にインドに進出した日清食品は現地法人「インド日清」を通じて日本でもおなじみの「カップヌードル」や「マグヌードル」など多彩な商品を展開。人気クリケット選手をイメージキャラクターに採用するなど売り上げ増加に取り組んでいるが、市場でのシェアは4.3%どまりだ。 

 日用品最大手のヒンドゥスタン・ユニリーバ(HUL)と英医薬品大手グラクソ・スミスクライン(GSK)のインド子会社グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア(GSKCH)の苦戦はさらに深刻だ。

 HULは「Knorr(クノール)」ブランドから「Soupy Noodles(スーピー・ヌードルズ)」を、GSKCHは「Foodles(フードルズ)」をそれぞれ販売しているが、現状ではシェア争いにはほとんど食い込めていない状況となっている。

11/28/2012


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