日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

11/24/2012 05:24 PM

 インド国内の薬局で、日用品の売り上げが伸びている。

 調査会社ニールセンによると、インド国内の日用品の売上高に薬局での販売が占める割合は今年6月時点で9.1%に達し、10年6月の8.5%から増加。大手小売店の6.3%を2.8ポイント上回った。

 全体に占める比率では零細商店が93.7%と依然として圧倒的なシェアを占めるが、2年間の伸び率では薬局が21%と、零細商店の16%を超えるペースで成長を続けている。

 薬局で日用品の売り上げが伸びている背景にあるのが、消費者の薬局に対する信頼の高さだ。

 フランス化粧品大手ロレアルのインド法人ロレアル・インディアによると、同社は薬局での売上高が全体の20%を超え、今では同社にとり最大の販売チャンネルとなった。ロレアル・インディアでは要因として「高価格帯のパーソナル製品の購入に際し、消費者が薬局の店員の意見を参考にする傾向が強いためではないか」と分析している。

 麦芽飲料「Bournvita (ボーン・ビタ)」を販売する英菓子・飲料大手キャドバリーのインド法人キャドバリー・インディアも「麦芽飲料や乳製品などを今まで試したことがない消費者は薬局で購入するケースが多い」と、ロレアルと同様の見方を示す。 

 英医薬品大手グラクソ・スミスクライン(GSK)のインド関連会社グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア(GSKCH)は「製品の専門性が高まるにつれ、薬局の果たす役割は今後ますます大きくなる」と指摘する。

 ニールセンによると、日用品を扱う薬局は人口100万人未満の都市を中心に昨年1年間で7万5,000店以上増えた。同社では薬局での日用品売上高について、現在の30億米ドルから2016年には60億米ドル、20年には120億米ドルに増加するとの予測を示している。

11/21/2012


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