日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

11/15/2012 07:46 PM

 アパレル製品を販売するインターネット通販サイトの間で、業績拡大に向けて新たな戦略に乗り出す動きが広がっている。

 今でもインターネットで服を購入することに抵抗を感じる消費者は多く、顧客により身近な存在となることでサイトでの販売増加につなげたい考えだ。

 独自のアパレルブランドを販売する「ゾビ」は、消費者がパソコンに取り付けたウェブカメラに映る自分の映像に同社の商品の写真を重ね合わせることで、実際の試着と同じ体験ができるアプリ「Zovi Eye(ゾビ・アイ)」の提供を始めた。

 服のサイズを自分の体に合わせて微調整できるほか、背景なども選べるのが特徴。同アプリの提供開始後、サイトの訪問者のうち商品を購入した人の割合を示す「顧客転換率」は以前と比べて25%上昇したという。

 ゾビでは現在、同アプリの認知度を広めるため、テレビCMを放送しているほか、近く、大型商業施設の店内や人通りの多い場所で自社ブランドの服の展示を始めることを計画中。実際の商品を消費者の目に触れるようにすることで、より身近なイメージを持ってもらえるようにするのが狙いだ。

 靴・アパレル専門のネット通販サイト「ミントラ・ドット・コム」はネットと実店舗のサービスを融合した新たな取り組み「トライ&バイ」を始めた。

 ユーザーが同社のサイトで注文した商品が自宅まで宅配される点は通常のネット通販サイトと同じだが、消費者は届いた商品を実際に試着してから購入するかどうか決めることができる点がこれまでのサービスと異なる。

 同サービスを始めたことで同サイトの訪問者数は急増。1月当たりの取引件数は25万件に達し、今年度の販売目標である50億ルピー達成も近いという。

 ミントラもゾビ同様、ウェブカメラを使って購入したい服を着た自分を確認できるサービス「Style Studio(スタイル・スタジオ)」を展開しているが、ミントラのサービスは交流サイト(SNS)「フェイスブック」やマイクロブログ「ツイッター」などで写真を友人たちと共有することも可能となっている。

11/14/2012


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