日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

11/12/2012 06:21 AM

 米大統領選挙で現職のバラク・オバマ氏が再選されたことで、国内の医薬品業界では後発医薬品(ジェネリック)メーカーの米国市場での業績拡大を期待する声が上がっている。オバマ氏が目指す国民皆保険の実現に向けた医療保険制度改革(オバマケア)が継続される見通しとなったためだ。

 オバマ政権が進める医療保険制度改革は、2014年1月からすべての国民に国の医療保険への加入と保険料の支払いを義務付ける内容。保険料の納付が困難な低所得者には国が補助する仕組みだ。医療技術の高度化もあり、新制度が導入された場合、連邦政府の医療費負担が増大することが予想される。専門家は、これを抑制する手段として、米国内で今後、安価で高品質なインド製ジェネリックの需要が高まると指摘する。

 英大手監査法人プライスウォーターハウスクーパース(PwC)のインド法人PwCインディアのスジャイ・シェティー氏は「既に国内医薬品メーカーの上位20社が米国市場に進出している。医療費の増加に伴い、これらのメーカーのジェネリック事業が伸びる可能性が高い」と語る。

 スイスの製薬大手ノバルティスのインド法人、ノバルティス・インディアのランジト・シャハニ社長兼副会長は「オバマ氏の再選で、これまで無保険状態に置かれていた3,000万人が保険適用の対象となり、インド製ジェネリックの需要増加につながる」と述べ、米国での業績拡大に期待を寄せている。

11/8/2012


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