日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

11/07/2012 06:50 PM

 インド企業で、パートタイム労働者の数が増加している。

 世界銀行が毎年発表する世界経済発展に関する報告書「世界開発報告(WDR)2013」によるもの。毎年テーマが変わり、今回のテーマは「仕事」。

 WDRはインドの労働市場について、「パートタイム労働者が増加している」と指摘。同報告書によると、インド企業に勤務する労働者のうち、非正規従業員が占める割合は、2000年の32%から10年には68%と3分の2強にまで高まっている。

 世銀はまた、インド企業の特徴として「中規模企業が少ない」ことに言及。要因として「インド企業の多くが小規模企業として創業し、その後、生産性は長い年月をかけて上昇するものの、この間に従業員数が大きく減少する事例が多く、結果的に規模が中位の企業が育ちにくくなっている」と分析している。

 報告書はインドの労働人口が年700万人のペースで増加している点についても触れ、安定した雇用の創出に向け、「都市化政策」と「労働力の移動をめぐる規制の緩和」の2つを推し進める必要があると主張。「労働力が生産性の低い分野から高い分野に移動すれば経済の効率性は高まるが、労働に関する規制が強すぎる場合、これを阻害する要因となる」と警鐘を鳴らしている。

11/5/2012


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