日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

11/14/2012 01:30 AM

 全国ソフトウエア・サービス企業協会(NASSCOM)は業界全体の成長見通しについて、従来の最大14%から11%に下方修正した。

 世界的大手企業がインド国内に持つバックオフィス部門の需要が減少することを要因として挙げている。

 同協会はこれに基づき、2012年度の業界全体の売上高について、1,000億米ドルと予測。このうち輸出が4分の3に当たる750億-770億米ドルを占めるとの見通しを示した。

 今年度上期(4-9月)は輸出先で8割と圧倒的な比率を占める欧米の景気減速の影響を受け失速した。ただ、一方で国内のソフトウェアサービス業界では業績が二極化する傾向が出始めている。

 最大手のタタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)やHCLテクノロジーズは堅調に推移し、市場シェアを順調に伸ばしている。一方、業界2位のインフォシスは今年度の成長が前年度比5%増の水準にとどまる見通し。また、ウィプロはここ数四半期、かろうじて1-2%の成長が続いているという状況だ。
 
 ただ、NASSCOMでは、9月の数字が上向いたことを踏まえ「下期(10-3月)は上期と比べて全体の業績が改善する可能性が高い」(N・チャンドラセカラン会長)との見通しを示している。

 さらにその先の動向についても、世界的規模で需要が拡大するほか、アウトソーシング契約が相次いで更新時期を迎えることから「高い成長を期待できる」と楽観的な見方を示している。

11/13/2012


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