日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

11/11/2012 09:33 PM

 インドが再生可能エネルギーの市場として米国、中国、ドイツに次ぐ世界4位の規模に成長する可能性があることが分かった。英大手会計事務所アーンスト・アンド・ヤング(E&Y)と英メディア大手ユナイテッド・ビジネス・メディア(UBM)のインド法人UBMインディアがまとめた報告書によるもの。

 再生エネルギーの種類別では太陽光発電で世界2位、風力発電で同3位の市場になる可能性があるという試算だ。報告書によると、インドはこれまでにも再生可能エネルギー市場としての潜在成長力に関するランキングで常時、上位5カ国の一角を占めている。

 再生可能エネルギーによる発電量が国全体の発電量に占める割合は2008年度の7.8%から今年度は12.1%に上昇している。今年8月末時点の国内の再生エネルギーによる発電容量は26ギガワット。政府は太陽光と風力を中心に今後10年間でこれを3倍以上に増強する計画を立てている。

 11年のインド国内では、再生可能エネルギーへの投資額は前年比54%増の102億米ドルとなり、主要国で最も高い伸びを示した。内訳は風力発電が46億米ドル、太陽光発電が42億米ドルなどとなっている。

 E&Yのパートナーで、同社の環境保全技術部門を率いるサンジャイ・チャクラバルティー氏は「都市化の進展や1人当たりのエネルギー消費量の増加に伴い、インド国内のエネルギー需要は将来にわたり大幅に増大する」と指摘。そのうえで「環境保護に加え、エネルギーの安定調達の観点からも再生エネルギーが果たす役割は極めて重要になる」との認識を示した。

 上位4カ国以外では英国が5位、フランスとイタリアが同率で6位、カナダが8位、9位に日本が入り、10位はブラジルが入った。

11/7/2012


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