日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

11/06/2012 11:17 PM

 インドでスクーター市場の拡大が続いている。

 4-9月期の販売は前年同期比21%増と大幅に伸びた。女性の間で人気が高まっているほか、用途の多様化、都市部で道路インフラの整備が進んでいることなどが好調の要因。中小都市など地方での販売が増えていることも市場の拡大を後押ししている。

 需要の増加を受け、大手二輪メーカー各社は生産能力の強化を進める。各社が今年、能力の増強に投じる資金は合計50-60億ルピーに達する見通し。

 スズキのインド二輪子会社であるスズキ・モーターサイクル・インディアは2013年3月までに月間生産台数を現在の4万台から5万台に増やす。同社ではこの2年間、販売台数が堅調に伸びており、需要に供給が追い付かない状態が続いているという。

 ヒーロー・モトコープも「Maestro(マエストロ)」が好調な販売を維持するなどスクーター事業の業績は順調に伸びている。月当たりの平均販売台数が先月の段階で5万台を突破。これを受け、同社はグルガオン工場(ハリヤナ州)の生産能力を月6万台超に引き上げる計画だ。

 スクーター国内最大手のホンダのインド二輪子会社ホンダ・ モーターサイクル&スクーター・インディア(HMSI)は高性能スクーターの開発を計画中。このほかにも主力の「Activa(アクティバ)」「Dio(ディオ)」などの主力車種をモデルチェンジし、マーケットリーダーとしての地位を固める戦略に出る。 

 市場の拡大を受け、ヤマハ発動機のインド法人、インディア・ヤマハ・モーター やイタリアのピアジオなど新規参入も相次いでいる。都市部の女性をターゲットにした「Ray(レイ)」が好調なヤマハは16年までにスークーター市場で10-15%のシェアを獲得することを目指している。

11/5/2012


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