日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

10/27/2012 08:11 PM

 川崎重工業の二輪部門、川崎重工業モーター サイクル&エンジンカンパニーと バジャジ・オートはこれまで約30年という長きにわたり提携関係を維持してきた。

 日本とインドの二輪車メーカーがこれほど長期にわたり協力関係にあるのは、ほかに例が無い。

 良好な関係の要因となっているのが互いに自由度の高い経営を認めている点だ。川崎はインドで単独での生産計画を進めている。一方、バジャジは川崎のバイク「Ninja(ニンジャ)」について、自社の販売網の活用を通じた販売支援を行っている。

 両社はこれまでに、インド国内のほかにも東南アジアや南米で協力関係を築いており、フィリピンでは同国の二輪市場で両社合わせて40%のシェアを獲得している。

 バジャジはフィリピンに続いて2004年にインドネシア市場に単独で参入したが、苦戦が続いた。これを受けて両社は今年9月、13年中ごろをめどに「カワサキ・バジャジ」ブランドの二輪車をインドネシアで発売する計画を発表した。バジャジは川崎の協力を得ることでフィリピンでの成功の再現を狙う。

 両社が展開する車種に関しては、川崎が650cc以上の大型バイクに注力するのに対し、バジャジは「Pulsar(パルサー)」(135-220cc)、「Discover(ディスカバー)」(94.4-144.8cc)など比較的小型のバイクを得意とするなど、両社は補完関係にある。

 また、強みを持つ海外市場でも川崎が東南アジアとブラジル、バジャジは南アジアやアフリカ、南米の一部の地域、とすみ分けができており、長期にわたる提携の一因となっているもようだ。

10/24/2012


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